おく‐て【奥手/晩生/晩稲】
1 (晩稲)比較的遅く成熟する品種の稲。中手(なかて)・早稲(わせ)に対していう。《季 秋》「刈るほどに山風のたつ—かな/蛇笏」 2 (奥手・晩生)一般に、遅く成熟すること。 ㋐花や実のつくのが...
おくり【送り】
1 物品などを送ること。「被災地—の物資」 2 人を送ってゆくこと。また、人を見送ること。「—の車」 3 管轄を移すこと。「検察庁—」 4 死者を守って墓所まで行くこと。葬送。「野辺の—」 5 ...
おくれ‐ざき【後れ咲き】
盛りの季節におくれて咲くこと。また、おくれて咲いた花。
おぐり‐はんがん【小栗判官】
伝説上の人物。常陸(ひたち)の城主。名は助重。父満重が管領足利持氏(もちうじ)に攻め殺されたとき、照手姫に救われて、藤沢の遊行上人の道場に入る。説経節や浄瑠璃の主人公。
おさえ【押(さ)え/抑え】
1 物が動かないように押さえること。また、押さえるもの。「石で—をする」「飛ばされないように紙に—を置く」 2 勢いを防ぎ止めること。「感情の—がつかない」 3 敵の攻撃・侵入を防ぎ味方を支える...
おし‐さ・げる【押(し)下げる】
[動ガ下一][文]おしさ・ぐ[ガ下二] 1 押して下の方へさげる。「揚げ戸を—・げる」 2 心を落ち着かせる。気持ちをおさえてしずめる。「日頃の強き死顔見て…膝節(ひざぶし)がたがた、がたつく胸...
おすぎ‐おたま【お杉お玉】
江戸時代、伊勢神宮の内宮(ないくう)と外宮(げくう)の中間の間(あい)の山に小屋掛けし、三味線・胡弓(こきゅう)などを弾いて歌い、旅人から銭をもらっていた女芸人。→間(あい)の山節
オスグッドシュラッテル‐びょう【オスグッドシュラッテル病】
米国の整形外科医オスグッド(R.B.Osgood)とスイスの外科医シュラッテル(C.Schlatter)が発見した、骨端症の一。脛骨の結節が突出し、正座時あるいは運動時に痛む病気。発育期の男子に多い。
お‐せち【御節】
1 節(せち)の日に特に作る料理やお供えの餅(もち)。節供(せちく)。→御節料理 2 正月や五節句などの節日(せちにち)のこと。節(せち)。
おせち‐りょうり【御節料理】
節の日に作る料理。特に正月用の料理をさし、煮しめ・昆布巻・ごまめ・きんとん・かまぼこ・数の子・なます・伊達巻(だてまき)やコハダの粟漬(あわづ)けなど。重箱に詰めておく。おせち。