のれん‐な【暖簾名】
1 暖簾に示す商家の屋号。 2 娼家で売れっ子の娼妓につける、店の名をとった呼び名。辰巳屋のお辰の類。
のれん‐わけ【暖簾分け】
[名](スル)商家で、暖簾を分けること。「番頭格の店員に—する」→暖簾を分ける
のん‐れん【暖簾】
《「のん(暖)」は唐音》「のれん(暖簾)1」に同じ。〈文明本節用集〉
ひき‐そば・む【引き側む】
[動マ四]手元に引き寄せて、見られないように隠す。「御後見(うしろみ)どもの、—・みつつ持て参る御文どもを」〈源・藤袴〉 [動マ下二]に同じ。「几帳を簾のつまより少し押し出でて、裾を—・め...
ひきど‐かご【引(き)戸駕籠】
乗り降り口に、簾(すだれ)の代わりに引き戸をつけた駕籠。身分の高い者が用いた。
ひき‐なお・す【引(き)直す】
[動サ五(四)] 1 改めてもう一度引く。「図面を—・す」 2 改める。作りかえる。直す。「百姓家を—・したのであろう」〈蘆花・思出の記〉 3 組み入れる。入れ直す。「番頭の幸作も養子分に—・し...
ふき‐まが・う【吹き紛ふ】
[動ハ四]風に吹かれて入り乱れる。「梅の香も御簾(みす)のうちの匂ひに—・ひて」〈源・初音〉
プレミアム【premium】
1 オプション取引において、権利の価格。オプション料。 2 額面株式が額面金額以上の価額で発行されたときの超過額。額面株式は平成13年(2001)の商法改正により廃止。 3 被買収企業の買収価格...
へい‐まん【屏幔】
衝立(ついたて)風の幕。幔幕(まんまく)。「御簾(みす)いと青くかけ渡し、—ども引きたるなど」〈枕・二七八〉
ほや‐ほや
[副] 1 炎や湯気などの立ちのぼるさま。「—と煙(けむ)の立つ莨(たばこ)の」〈小杉天外・初すがた〉 2 柔らかくあたたかそうなさま。「春風の—と吹くに」〈玉塵抄・三〉 3 声を出さず、にこ...