しら‐かゆ【白粥】
白米だけの粥。
しる‐かゆ【汁粥】
水分が多く、軟らかい飯。かゆ。⇔固粥(かたかゆ)。
じおう‐がゆ【地黄粥】
地黄の根茎を刻んで入れたかゆ。正月に食べると邪気を除くという。
じゅうごにち‐がゆ【十五日粥】
正月15日の朝に食べる小豆粥。一年中の邪気を払うとされる。望(もち)の粥。あずきがゆ。《季 新年》
じゅうはち‐がゆ【十八粥】
陰暦正月18日に、元三(がんざん)大師の供養につくる小豆粥。《季 新年》
ぜん‐がゆ【全粥】
米1、水5の割合(容量比)で炊いた固めのかゆ。→粥(かゆ)
だいし‐がゆ【大師粥】
大師講1の日に食べる小豆がゆ。そば切りを加えて食べることが多い。知恵粥。十八粥。《季 冬》
ちゃ‐がゆ【茶粥】
茶葉を煎じ出した汁で煮た粥。
つつ‐がゆ【筒粥】
粥占(かゆうら)の一種。粥を炊くとき葦(あし)や竹の筒を入れておき、その中に入った米粒の量によってその年の豊凶を占うもの。多く、神社の神事として行われる。管粥(くだがゆ)。《季 新年》
とち‐がゆ【栃粥/橡粥】
あく抜きしたトチノキの実を入れて炊いた粥。