ホンパン【紅幇】
《(中国語)》中国、清・民国時代の秘密結社。哥老会(かろうかい)系。清末に揚子江流域一帯に勢力を広げ、辛亥(しんがい)革命に協力した。青幇(チンパン)と併称される。こうほう。
もみ【紅/紅絹】
《ベニバナをもんで染めるところから》紅(べに)で染めた無地の平絹。女物長着の胴裏や袖裏に用いる。もみぎぬ。
もみ‐うら【紅裏】
紅絹(もみ)を着物の裏地に使うこと。また、その裏地。
べに‐がえし【紅返し】
⇒もみがえし
もみ‐がえし【紅返し】
女物の和服で、紅色の裏を表に返して縁取りしたもの。べにがえし。「—の下着に箔形(はくがた)の白小袖をかさね」〈浮・一代女・一〉
もみじ【紅葉/黄葉】
[名](スル)《動詞「もみ(紅葉)ず」の連用形から。上代は「もみち」》 1 晩秋に草木の葉が赤や黄色に色づくこと。また、その葉。こうよう。「美しく—した山」《季 秋》「山くれて—の朱(あけ)をう...
もみじ‐あおい【紅葉葵】
アオイ科の多年草。高さ約2メートルになり、茎は木質化する。葉は深く手のひら状に裂けていて、カエデに似る。夏、赤い大きな5弁花を開き、1日でしぼむ。北アメリカの原産。観賞用。紅蜀葵(こうしょっき)...
もみじ‐いちご【紅葉苺】
バラ科の落葉小低木。中部以北の山地に自生。枝にとげがあり、葉は卵形で手のひら状に切れ込みがある。4、5月ごろ、白い5弁花をつけ、実は黄色に熟し、味がよい。きいちご。《季 春》
もみじ‐おろし【紅葉卸し】
大根に唐辛子を差し込んで一緒におろしたもの。また、大根おろしとにんじんおろしを合わせたもの。
もみじ‐からまつ【紅葉唐松】
キンポウゲ科の多年草。高山の湿った草原に生え、高さ約50センチ。根際から、手のひら状に裂けている葉を出す。夏、カラマツソウに似た白い花をつける。もみじしょうま。