もみ‐がみ【揉み紙】
揉んでしわを作った紙。紙を棒などに巻きつけ、押し縮めてしわをつける。
もめん‐がみ【木綿紙】
木綿のたちくずで作った紙。
もりした‐がみ【森下紙】
美濃国森下(岐阜県山県市)原産の、コウゾ製の厚手の和紙。古くから傘を張るのに用いられた。
もん‐がみ【紋紙】
1 種々の模様をすき込んだ紙。 2 ジャカード機に付随する穴のあいた型紙。 3 紋付きを畳むとき、汚れを防ぐため紋の所にあてる紙。
もん‐とうし【紋唐紙】
花鳥や唐草(からくさ)などの紋様のある色唐紙。
やくたい‐し【薬袋紙】
主に、薬を入れる包み紙の材料とされた紙。ガンピ、または、ガンピとコウゾを混ぜたもので漉かれ、キハダで染められる。
やくほう‐し【薬包紙】
粉薬を包むのに用いる紙。
ヤコポ‐オルティスのさいごのてがみ【ヤコポ=オルティスの最後の手紙】
《原題、(イタリア)Ultime lettere di Jacopo Ortis》イタリアの詩人・小説家、フォスコロによる書簡体の自伝的長編小説。1802年刊行。
やすり‐がみ【鑢紙】
紙やすり。
やまいぞうし【病草紙】
12世紀末ごろに制作された絵巻。種々の奇病や治療法を描いたもの。現在21段が残存する。