うつし‐え【移し絵】
水溶性の糊(のり)を塗った台紙に模様や絵を印刷したもの。水にぬらして物にはりつけ、乾ききらないうちに紙をはがすと台紙の模様や絵が転写される。陶器・ガラスなどの模様印刷に用い、また玩具にもする。
うつし‐ぞめ【写し染（め）】
布の上に型紙をおき、染料をまぜた糊(のり)を用いて型どおりに文様を染める方法。友禅・小紋などに用いられる。
うつし‐ばな【移し花】
ツユクサの花の汁を紙に移して染み込ませたもの。染料として用いた。青花(あおばな)。
うつり‐がみ【移り紙】
贈り物を入れてきた器などに返礼の意味で形式的に入れて返す紙。懐紙・半紙などを用いる。
うつ・る【写る】
［動ラ五（四）］《「移る」と同語源》 １ 写真に姿・形が現れる。写真が撮れる。「にやけた顔で—・っている」 ２ 下にある文字や絵が、紙などを通して、透けて見える。「裏のページの絵が—・って読みにくい」
ウニタ【(イタリア)L'Unità】
《統一の意》イタリアにあった日刊新聞。1924年、共産党機関紙として創刊。1991年、同党が左翼民主党などに分裂した際に一般紙となったが、2014年に休刊。
うま‐がた【馬形】
《「うまかた」とも》 １ 馬の形。また、馬の形の絵。 ２ 木や紙で馬の形を作ったり絵に描いたりして、神馬の代わりに神に奉納するもの。
うら【裏】
１ ㋐二面ある物の、表面と反対側の面。裏面(りめん)。うしろ。「写真の—に撮影年月日を記す」「紙の表と—を間違える」⇔表。 ㋑物体の、こちらからは見えない向こう側の面。「月の—」 ㋒物体の、下に...
うら‐うえ【裏表】
１ 裏と表が入れ替わること。あべこべ。反対。「其言葉とは—に」〈花袋・生〉 ２ 裏と表。「墨のいと黒う、薄く、くだり狭(せば)に、（紙ノ）—書き乱りたるを」〈枕・二九四〉 ３ 前後・左右・上下な...
うら‐うち【裏打ち】
［名］(スル) １ 紙・布・革などの裏にさらに和紙や布などを張って厚く丈夫にすること。「—のしてある古文書」「作業ズボンのひざを—する」 ２ 物事を別の面から確実にすること。裏づけ。「予測を事実...
