しこん‐ぞめ【紫根染(め)】
紫根で染めること。また、染めたもの。
し‐ごう【紫毫】
ウサギの毛で、濃い紫色をしたもの。また、その毛で作った筆。「—をふるって手づから御作を書き」〈平家・四〉
し‐し【紫史】
《紫式部が書いた書物の意》源氏物語のこと。
し‐しょく【紫色】
むらさきいろ。
ししょく‐きん【紫色金】
金78パーセントとアルミニウム22パーセントの割合でできた合金。装飾用。
し‐しん【紫宸】
《「紫」は天帝の座である紫微星、「宸」は天子の居所の意》天子の御殿。禁中。
ししい‐でん【紫宸殿】
⇒ししんでん(紫宸殿)
ししん‐でん【紫宸殿】
平安京内裏の正殿。即位・朝賀・節会(せちえ)などの諸種の儀式や公事(くじ)を行った。入母屋造(いりもやづく)りで南面し、中央の階の左右に左近の桜、右近の橘(たちばな)がある。殿内中央に高御座(た...
し‐じゅ【紫綬】
印や勲章・褒章などに用いる、紫色の組紐、またはリボン。
しじゅ‐ほうしょう【紫綬褒章】
学術・芸術上の、発明・改良・創作などの業績の著しい人に授与される褒章。綬(リボン)は紫色。昭和30年(1955)制定。