し‐び【紫薇】
サルスベリの漢名。
しび‐えん【紫微垣】
⇒紫微
しび‐せい【紫微星】
古代中国の天文学で、紫微に属する星。
しび‐ちゅうだい【紫微中台】
天平勝宝元年(749)皇后宮職を唐風に改称したもの。→紫微内相
しび‐ないしょう【紫微内相】
紫微中台の長官。内外の兵事をつかさどった。天平宝字元年(757)に藤原仲麻呂が任ぜられたが、翌年仲麻呂が大保(たいほ)に任ぜられて廃絶。
し‐ぶん【紫文】
《紫式部が書いた文章の意》源氏物語のこと。
し‐ほう【紫峰】
筑波山の異称。
しま‐おうごん【紫磨黄金】
「紫磨金(しまごん)」に同じ。
しま‐ごん【紫磨金】
紫色を帯びた純粋の黄金。紫磨黄金。紫金(しこん)。「体相威儀いつくしく、—の尊容は」〈栄花・玉の台〉
しま‐にんにく【紫磨忍辱】
紫磨金(しまごん)の仏身は常に柔和で、忍辱の相を持っているということ。