うこっ‐けい【烏骨鶏】
鶏の一品種。小形で、絹糸のような羽毛で覆われ、羽色は白と黒があるが、皮膚・肉・骨は黒紫色。東アジアの原産。天然記念物。
うこん‐の‐じん【右近の陣】
月華門内、紫宸殿(ししんでん)の西向かいにあった陣座。儀式のとき、右近衛府の武官が詰めて警護に当たった。右近衛の陣。右仗(うじょう)。
うこん‐の‐たちばな【右近の橘】
紫宸殿(ししんでん)の南階下の西方に植えた橘。平安時代、右近衛府がこの橘から南を陣としたところからいう。→左近の桜
うしお‐ぞめ【潮染(め)】
浴衣地を紫色を帯びた濃い紺色に型染めしたもの。
うしけ‐のり【牛毛海苔】
ウシケノリ科の紅藻。冬、海岸の岩や貝殻の上に密集してつく。毛状で、黒紫色または紫褐色で乾くと漆のようなつやがある。
うしつ‐がわ【牛津川】
佐賀県中央部を流れる川。筑紫(つくし)山地西部に位置する八幡(はちまん)岳(標高764メートル)南斜面に源を発してほぼ東流し、杵島(きしま)郡白石(しろいし)町福富(ふくどみ)の干拓地域で有明海...
うしのけ‐ぐさ【牛の毛草】
イネ科の多年草。山地に生え、高さ30〜50センチ。葉は細く、淡緑色または白緑色で堅い。夏、白緑色または紫緑色の穂を出す。
うし‐の‐しっぺい【牛の竹篦】
イネ科の多年草。湿地に生え、高さ50〜70センチ。葉は白緑色で細長く、夏から秋、紅紫色の細い円柱状の穂を出す。
うす【薄】
[語素] 1 名詞・形容詞・動詞などの上に付く。 ㋐厚みが少ない意を表す。「—板」「—氷」 ㋑色が濃くない意を表す。「—紫」「—緑」 ㋒濃度や密度が少ない意を表す。「—味」「—化粧」「—霧」 ㋓...
うす‐いろ【薄色】
1 染め色の名。薄紫色。 2 織り色の名。縦糸を紫、横糸を白で織ったもの。緯白(ぬきじろ)。 3 襲(かさね)の色目の名。表裏とも薄紫色、または表は薄紫色、裏は白。