さい【細】
[音]サイ(呉) [訓]ほそい ほそる こまか こまかい ささ さざれ ささら [学習漢字]2年 〈サイ〉 1 ほそい。「細腰(さいよう)・細流/繊細」 2 こまかい。こまごましている。「細菌...
さい‐さい【細細】
[形動ナリ] 1 こまかいさま。また、くわしいさま。微細。詳細。「道理を申しければ、—に聞こし召して」〈半井本保元・上〉 2 「再再」に同じ。「定家、家隆卿など—に申し行はれけるにや」〈連理秘抄〉
さき‐ぼそ【先細】
[名・形動]先端がもとの方よりも細いこと。また、そのさまや、そのもの。「—な(の)くい」⇔先太。
さ‐さ【細/小】
[接頭]《「さざ」とも》主として名詞に付いて、細かい、小さい、わずかなという意を表す。「—にごり」「—波」
さ‐さい【些細/瑣細】
[形動][文][ナリ]あまり重要ではないさま。取るに足らないさま。「—なことを気にする」
ささ‐ら【細】
[名]「細形(ささらがた)」の略。「—の御帯(みおび)の結び垂れ」〈継体紀・歌謡〉 [語素]《「さざら」とも》細かい、小さい、わずかな、などの意を表す。ささ。さざれ。「—石」「—波」「—荻」
さざれ【細】
[名]「細石(さざれいし)」の略。「程もなく浮きて沈みし三輪川の—がくれに朽つる埋れ木」〈夫木・二四〉 [語素]名詞の上に付いて、細かい、小さい、わずかな、などの意を表す。ささ。「—石」「—...
し‐さい【子細/仔細】
[名・形動] 1 事細かであること。また、そのさま。詳細。「—な検討」「—に述べる」 2 詳しい事情。一部始終。「事の—を記録に残す」 3 特別の理由。こみいったわけ。「—があって話はできない」...
しょう‐さい【詳細】
[名・形動]細部に至るまでくわしいこと。また、そのさま。「—なメモ」「—に調べる」
じ‐ぼそ【地細】
[名・形動]織物の地の糸が細いこと。また、そのさま。「—な布」⇔地太(じぶと)。