アイン‐ムーサ【Ayn Musa】
ヨルダン西部の都市マダバ近郊にある泉。モーセ終焉の地と伝えられるネボ山の東麓に位置する。モーセが杖で岩を打つと水が湧き出たという伝説で知られる。
あだし‐の【徒野/仇野/化野】
京都市右京区嵯峨、小倉山の麓の野。中古、火葬場があり、東山の鳥辺野(とりべの)と併称された。名は「無常の野」の意で、人の世のはかなさの象徴としても用いられた。[歌枕] 墓地。「暁、灰よせなり...
いきどう・し【息だうし】
[形シク]《「いきだわし」の音変化》息苦しい。「しばらくもたれて居給ひけるが、—・しくやありなん」〈父の終焉日記〉
いしく‐も【美しくも】
[連語]《形容詞「い(美)し」の連用形+係助詞「も」》 1 見事に。殊勝にも。「—宣(のたま)ひたり」〈太平記・九〉 2 よくもまあ。ひどくも。「—一茶は我をたばかりけるかな」〈父の終焉日記〉
インド‐ていこく【インド帝国】
19世紀から20世紀にかけて、現在のインド・パキスタン・バングラデシュ・ミャンマーを支配した帝国。イギリス王がインド皇帝を兼務する同君連合だったが、事実上の植民地。インド大反乱がほぼ鎮圧された1...
えん【焉】
[音]エン(呉)(漢) [訓]いずくんぞ なんぞ ここに いずくにか これ 1 ようすを表す語に添える助字。状態を示す。「溘焉(こうえん)・忽焉(こつえん)」 2 「ここに」の意を添える助字。「...
エンドオブライフ‐ケア【end-of-life care】
病気や老いによって人生の終焉を迎える時期に提供される医療・看護・介護のこと。終末期医療に関する概念の一つ。疼痛(とうつう)や不安を和らげる緩和ケアに加えて、認知症や慢性疾患など幅広い疾患を対象に...
おいにっき【笈日記】
江戸中期の俳書。3冊。各務支考(かがみしこう)編。元禄8年(1695)成立。東海・近畿の蕉門の発句700余句などを収めるが、特に芭蕉終焉(しゅうえん)の記事に詳しい。
おきなわせんせき‐こくていこうえん【沖縄戦跡国定公園】
沖縄本島南部、第二次大戦の沖縄戦終焉(しゅうえん)地一帯と約15キロメートルの海岸線を中心とする国定公園。ひめゆりの塔・平和之塔・平和祈念公園ほか、数多くの戦跡がある。
おわり【終(わ)り】
1 物事が終わること。また、終わろうとするところ。最後。しまい。果て。「話はこれで—だ」「週の—の二日」⇔始め。 2 一生の最後。死。臨終。終焉(しゅうえん)。