し‐しんけい【視神経】
網膜の視細胞からの刺激を大脳に伝え、視覚をつかさどる神経。第二脳神経。視束。
しじゅうにしょうきょう【四十二章経】
原始経典。1巻。後漢の迦葉摩騰(かしょうまとう)と竺法蘭(じくほうらん)の共訳。仏教倫理を42章に分けて、教訓的に説いたもの。中国に伝わった最初の経典とされるが、疑経(ぎきょう)ともいわれる。異...
しち‐けい【七経】
中国古代の7種の経書。詩経・書経・易経・礼記(らいき)・春秋・論語・孝経、あるいは、詩経・書経・易経・儀礼(ぎらい)・周礼(しゅらい)・礼記・春秋など。
しも‐の‐たて【霜の経】
霜を紅葉の錦を織る経糸(たていと)に見たてていう語。「—露のぬきこそ弱からし山の錦の織ればかつ散る」〈古今・秋下〉
しゃ‐きょう【写経】
[名](スル)経文を書写すること。また、書写した経文。仏典の保存や仏典書写による功徳(くどく)などを目的とする。
しゅりょうごん‐ぎょう【首楞厳経】
「首楞厳三昧経」の略称。2または3巻。4〜5世紀に鳩摩羅什(くまらじゅう)が漢訳。仏が堅意菩薩の請いに応じて、頓証菩提(とんしょうぼだい)の法として首楞厳三昧を説いたもの。 「大仏頂如来密因...
しょう‐きょう【小経】
阿弥陀経のこと。無量寿経を大経というのに対する称。→大経
しょう‐けい【小経】
1 経書を分量により大・中・小に分けたとき、分量の少ないもの。「易経」「書経」「春秋公羊伝」「春秋穀梁伝」をさす。→大経 →中経 2 奈良・平安時代の学制で、周易・尚書のこと。
しょうさんじょうどきょう【称讃浄土経】
経典の名。1巻。唐の玄奘(げんじょう)訳。「阿弥陀経」の別訳。称讃浄土仏摂受経。
しょうじょう‐きょう【小乗経】
小乗仏教の経典。北方仏教の四阿含(しあごん)経、南方仏教の五ニカーヤなど、四諦・十二因縁を説いたもの。