はいが‐そう【胚芽層】
表皮の最深部にある層。絶えず新しい細胞層を作り出している。
はうくず‐の【這ふ葛の】
[枕]葛のつるが長く伸び分かれ、末にあうところから、「いや遠長く」「絶えず」「後もあふ」にかかる。「—いや遠長く万代(よろづよ)に」〈万・四二三〉 「—絶えず偲(しの)はむ大君の」〈万・四五〇九〉
はま‐の‐まさご【浜の真砂】
浜辺の砂。数のきわめて多いことのたとえにいう。「山下水の絶えず、—の数多くつもりぬれば」〈古今・仮名序〉
ひき‐しの・ぶ【引き忍ぶ】
[動バ四]人目を避ける。「関のあなたに—・びたりしに、たづねゆきて」〈夜の寝覚・五〉 [動バ上二]に同じ。「絶えず—・ぶる心いと深し」〈とりかへばや・二〉
ひ‐ひ【霏霏】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 雪や雨が絶え間なく降るさま。「—として秋雨が降る」 2 物事が絶え間なく続くさま。「彦国佳言を吐くこと、鋸木屑(をがくず)の如く—として絶えず」〈洒・通言総籬〉
日日(ひび)に新(あら)たなり
《「礼記」大学から》日に日に新しくなる。絶えず進歩する。
びく‐びく
[副](スル) 1 絶えず恐れや不安を感じて落ち着かないでいるさま。「いつも—(と)している」 2 身体の一部が細かく震え動くさま。「手が—(と)震える」
び‐び【娓娓】
[ト・タル][文][形動タリ]飽きずに続けるさま。くどくどしいさま。「—として絶えず枕に打響きては」〈紅葉・続々金色夜叉〉 [副]に同じ。「—相語らんと欲するのみと」〈東海散士・佳人之奇遇〉
びら‐つ・く
[動カ五(四)] 1 紙などが小刻みに揺れ動く。びらびらする。「障子の破れが風で—・く」 2 人が絶えず小刻みに動く。「顔小さく、体(てい)—・き」〈難波物語〉
び‐りょ【尾閭】
《「荘子」秋水から》大海の底にあって絶えず海水を漏らしているという穴。「—洩らせども乾かず」〈太平記・三四〉