かんぷ‐しゅと【官符衆徒】
室町時代、奈良興福寺の衆徒の代表機関である衆中(20名)のこと。官符によって任命される興福寺別当・権別当・三綱の被官であったところからいう。寺中の兵力の中心であった。
ガスケット【gasket】
1 パイプやフランジなどの接合部に挟み込む薄板状の詰め物。 2 畳んだ帆を帆桁(ほげた)にくくり付けるのに用いる細い綱。
がんぎ‐ぐるま【雁木車】
1 積み荷の上げ下ろしに用いる滑車の一。角材の横面をくりぬいて車をはめ込んだもの。綱を通し、高所につるして使用。 2 機械時計の部品で、長い歯をもつ歯車。原動力部と連動し、間欠的な往復運動などを...
き【紀】
[音]キ(呉)(漢) [訓]のり しるす [学習漢字]5年 1 筋道をきちんと立てたおきて。「紀律/官紀・軍紀・校紀・綱紀・風紀」 2 筋道や順序を追って整理・記録する。「紀行・紀要・紀伝体」 ...
き【羈】
[音]キ(呉)(漢) 1 手綱でつなぎとめる。つないで自由を奪う。「羈絆(きはん)/不羈」 2 馬で旅をする。「羈客(きかく)・羈旅」 [補説]「覊」は異体字。
きかしゅう【紀家集】
平安前期の漢詩文集。紀長谷雄著。延喜19年(919)、大江朝綱が第14巻を書写したことが知られる。
きくめ‐いし【菊目石】
花虫綱キクメイシ科の腔腸(こうちょう)動物。イシサンゴの一種で、サンゴ礁の重要な構成種。岩石に着生。直径約1センチの個体が集まって、直径2〜3メートルの半球形の群体を形成。個体の着いた跡が菊の花...
き‐こう【紀綱】
《「紀」は細い綱、「綱」は太い綱》国家を治める上で根本となる制度や規則。綱紀。
き‐さんご【黄珊瑚】
花虫綱キサンゴ科の腔腸(こうちょう)動物。イシサンゴの一種。水深50〜100メートルの海底で、高さ約30センチの樹枝状の群体になる。個体は円筒形で、枝から突き出し、共肉は赤く、触手は黄色、骨格は...
き‐ずな【絆/紲】
1 人と人との断つことのできないつながり。離れがたい結びつき。「夫婦の—」 2 馬などの動物をつないでおく綱。