くりじめ‐の‐お【繰締の緒】
鎧(よろい)や具足の胴の下端につけ、繰締の鐶(かん)に通して締め、胴を身体に密着させるためのひも。繰締の本緒(もとお)。
こう‐しょ【鴻緒】
1 帝王が国を治める事業。 2 帝王の系統。
こと‐の‐お【琴の緒】
琴に張る弦。琴の糸。
ことばのたまのお【詞の玉緒】
江戸中期の語学書。7巻。本居宣長(もとおりのりなが)著。安永8年(1779)成立。「てにをは紐鏡(ひもかがみ)」の解説書。
ご‐いっしょ【御一緒】
「一緒4」に同じ。「駅まで—いたします」
さげ‐お【下げ緒】
刀の鞘(さや)の栗形(くりかた)に通し、刀を上帯に結び付けるために用いるひも。下げ。
しのび‐の‐お【忍びの緒】
1 兜(かぶと)の緒の近世の称。 2 烏帽子(えぼし)の中につけて落ちないように髪に結ぶひも。
しめ‐お【締(め)緒】
物を締めるためのひも。笠をかぶるときなどに締めるひも。
しゅう‐しょ【愁緒】
嘆き悲しむ心。悲しみの心。「心中の—を述べて」〈太平記・一〇〉
しょ【緒】
物事の糸口。はじめ。ちょ。