かんぽ‐どうぶつ【緩歩動物】
動物界の一門。体長0.3〜1ミリ。体は紡錘形で、四対の短い歩脚をもち、その先端に爪状突起がある。淡水・海水中、また湿地の土中にすみ、乾燥や低温にあうと仮眠状態となって耐える。熊虫(くまむし)。
かん‐まん【緩慢】
[名・形動] 1 動きがゆったりしてのろいこと。また、そのさま。「—な動作」 2 物事の処理のしかたが手ぬるいこと。また、そのさま。「事件の—な処置」 [派生]かんまんさ[名]
かん‐りゅう【緩流】
緩やかな水の流れ。
かん‐わ【緩和】
[名](スル)厳しさや激しさの程度を和らげること。また、和らぐこと。「制限を—する」「混雑が—する」
かんわ‐いりょう【緩和医療】
⇒緩和ケア
かんわ‐ケア【緩和ケア】
《palliative care》完全な治癒の望めない患者に対し、生命の持続よりも、その身体的痛みや精神的苦痛を取り除くことに重点をおいた介護・看護。末期癌(がん)患者などに対して行われる。緩和...
かんわケア‐びょうとう【緩和ケア病棟】
末期癌(まっきがん)患者などの痛みの緩和と看護を担当する病棟。→ホスピス
かんわ‐げんしょう【緩和現象】
外的作用によって平衡状態の乱れた物質系が、内部運動によってしだいに平衡状態に戻る現象。
かんわ‐マネー【緩和マネー】
中央銀行が景気を活性化するために行う金融緩和策によって市場に供給した資金。金融緩和マネー。
なる・し【緩し】
[形ク]穏やかである。性格・やり方などが、なまぬるい。「—・く言ふとつきあがって」〈滑・続膝栗毛・七〉