あし‐ぢか・い【足近い】
[形][文]あしぢか・し[ク]間をおかず訪れる。しばしば訪れる。「縁談が始まって居そうな中へ、急に—・くは我ながら気が咎める」〈鏡花・婦系図〉
意(い)に染(そ)ま◦ない
気に入らない。気がすすまない。「—◦ない縁談」
きゅう‐えん【求縁】
[名](スル)結婚の相手をさがすこと。縁談を求めること。
くち‐いれ【口入れ】
[名](スル) 1 中に立って両者の間を取り持つこと。また、奉公口や縁談などの世話をすること。また、その人。 2 横合いから口出しをすること。「いささか—を申したりけるを、俊頼腹だたしき気色にて...
けいあん【桂庵/慶庵/慶安】
1 縁談や訴訟の仲立ちをする人。また、雇い人・奉公人の斡旋(あっせん)を職業とする人。口入れ屋。「銀子は或日また浅草の—を訪れた」〈秋声・縮図〉 2 お世辞。追従(ついしょう)。また、それを言う...
けいあん‐ぐち【桂庵口】
双方に気に入るように言葉巧みに言うこと。仲人口(なこうどぐち)。桂庵言葉。「お花三文、嘘八百、—の口入所は縁談の世話」〈滑・浮世床・初〉
けちを付(つ)・ける
1 縁起が悪いと感じるようなことを、言ったりしたりする。「せっかくの門出に—・ける」 2 欠点を見つけて悪く言う。難癖をつける。「あれこれ—・けて縁談を断る」
こわ・す【壊す/毀す】
[動サ五(四)] 1 物に力を加えてもとの形を崩したり、失わせたりする。砕いたり破ったりして使用できないようにする。破壊する。「家を—・す」「コップを—・す」「おもちゃを—・す」 2 機能をもっ...
こわ・れる【壊れる/毀れる】
[動ラ下一][文]こは・る[ラ下二] 1 力が加えられて物のもとの形がゆがんだり失われたりする。物が砕けたり、破れたりする。破壊される。「箱が—・れる」「茶碗が粉ごなに—・れる」「台風で家が—・...
しんじょう‐しょ【身上書】
その人の氏名や家族構成、経歴などを書いた書類。縁談に用いられるものは釣書(つりがき)ともいう。