じゅ‐ばく【呪縛】
[名](スル)まじないをかけて動けなくすること。心理的な強制によって、人の自由を束縛すること。「—されたかのように身動きできない」「—を解く」
せい‐ばく【制縛】
[名](スル)圧迫や制限を加えて行動の自由を束縛すること。「時間に—される」
そく‐ばく【束縛】
[名](スル) 1 まとめてしばること。しばり捕らえること。「一たび癖習を成せば、鉄鎖を以て—するよりも強し」〈中村訳・西国立志編〉 2 制限を加えて行動の自由を奪うこと。「自由を—する」
てん‐ばく【纏縛】
[名](スル) 1 しっかりしばること。きつくしばること。「男女関係の間に—され」〈岡本かの子・河明り〉 2 仏語。煩悩(ぼんのう)にしばられて自由を失うこと。また、その煩悩。
はげ‐しばり【禿縛】
ヒメヤシャブシの別名。山の土砂崩れを防ぐために植えるのでいう。
ばく【縛】
1 しばること。また、しばられること。「—を解く」 2 仏語。人間を束縛するもの。煩悩のこと。
ばく【縛】
[常用漢字] [音]バク(呉) [訓]しばる いましめる なわでしばる。自由を奪う。「緊縛・繋縛(けばく・けいばく)・呪縛(じゅばく)・就縛・束縛・捕縛・自縄自縛」
ぶつ‐ばく【仏縛】
「仏見2」に同じ。
プロメテウスかいばく【プロメテウス解縛】
《原題Prometheus Unbound》シェリーによる詩劇。全4幕。1820年刊。アイスキュロスの「縛られたプロメテウス」を下敷きとする作品。
ほ‐ばく【捕縛】
[名](スル)とらえてしばること。「犯人を—する」