たて‐ぶえ【縦笛/竪笛】
尺八・篳篥(ひちりき)・クラリネット・オーボエ・リコーダーなど、縦に構えて吹く笛。日本では特にリコーダーをさす場合が多い。→横笛
たて‐ぼう【縦棒】
1 垂直方向に取り付けた棒。 2 漢字の、たてに引いた線。たて画。⇔横棒。
たて‐ぼり【縦堀/竪堀】
山城の周囲の斜面に、城に対して垂直に掘られた堀。→横堀
たて‐むすび【縦結び】
こま結びで、結んだ両端が結び目の上下にくるように結ぶこと。また、そのように結んだもの。
たて‐ゆれ【縦揺れ】
[名](スル) 1 船や飛行機が左右軸を中心にして上下に揺れること。ピッチング。 2 地震で、垂直に揺れること。
たて‐よこ【縦横/経緯】
1 たてとよこ。よこたて。 2 たて糸とよこ糸。たてぬき。
たてよこ‐ざた【縦横沙汰】
かれこれの評判。いろいろの取り沙汰。「—を聞きふれて」〈浄・淀鯉〉
たて‐わり【縦割(り)】
1 上から下に切り割ること。⇔横割り。 2 組織が上下関係を中心に運営されること。「—行政」⇔横割り。
たとい【仮令/縦令/縦い】
[副] 1 (あとに逆接条件を表す「ても」「でも」「とも」などを伴って)仮にある事柄を想定しながら、結果はそれに影響されないことを表す。もし…だとしても。仮に。よしんば。たとえ。「—失敗しようと...
たとえ【仮令/縦令/縦え】
[副]《「たとい」の音変化か》「たとい(仮令)1」に同じ。「—親友でも許せない」「—むだになってもやってみよう」