しん‐バビロニアおうこく【新バビロニア王国】
前625年、アッシリアの滅亡後、セム系のカルデア人がバビロニア地方に建てた王国。都はバビロン。前6世紀前半ネブカドネザル2世のもとで繁栄したが、前538年、ペルシアに滅ぼされた。カルデア王国。→...
しんまち【新町】
大阪市西区新町通り付近の称。寛永年間(1624〜1644)に公許遊郭がつくられて繁栄し、江戸の吉原、京の島原と並び称せられた。
しんろう【真臘】
カンボジアにクメール人が建てた王朝の中国名。6世紀ごろ、メコン川中流域に興り、8世紀に分裂したが、9世紀に再統一。アンコールワットに代表されるクメール文化をつくって繁栄したが、14世紀ごろからタ...
シーラーズ【Shīrāz】
イラン南西部の商工業都市。ファールス州の州都。ザグロス山脈の高地に位置する。18世紀にザンド朝の首都として繁栄。詩人サーディーの生地。北東に古代遺跡ペルセポリスがある。
ジェノバ【Genova】
イタリア北西部、ジェノバ湾に臨む港湾・工業都市。地中海最古の港の一つで、中世から東方貿易の中継地として繁栄。コロンブスの生地。赤の宮殿などが立ち並ぶ街区は、2006年に「ジェノバ:レ‐ストラーデ...
ジュラ‐き【ジュラ紀】
《Jurassic period》地質時代の区分の一。中生代を三分した場合の2番目の時代。2億1200万年前から1億4300万年前まで。アンモナイト・爬虫(はちゅう)類が栄え、大形恐竜・始祖鳥が...
じんぶん‐しゅぎ【人文主義】
ギリシャ・ローマの古典研究によって普遍的教養を身につけるとともに、教会の権威や神中心の中世的世界観のような非人間的重圧から人間を解放し、人間性の再興をめざした精神運動。また、その立場。ルネサンス...
スラト【Surat】
インド西部、グジャラート州の都市。アラビア海のカンバート湾に注ぐタプティ川の河口付近に位置し、港湾をもつ。ムガル帝国時代、貿易港として繁栄、17世紀後半は英国東インド会社の本拠地。人口、行政区2...
スーサ【Susa】
イラン南西部の古代都市。エラム地方の都で、前7世紀にアッシリアに滅ぼされたが、のちアケメネス朝ペルシアの首都として繁栄した。現在のフーゼスターン州の都市シューシュ。 リビア北東部、キレナイカ...
せい‐えい【清栄】
清く栄えること。手紙文などで、相手の無事と繁栄を喜ぶあいさつの語。「ますますご—のこととお喜び申し上げます」