あいきょう‐しょうばい【愛嬌商売】
愛矯を振りまくことが繁盛に結びつく商売。芸人や料理屋などの類。
あきない‐みょうり【商い冥利】
1 神仏の加護によって、商売が繁盛すること。また、その加護。商い冥加。「—に尽きる」 2 (商人の誓いの言葉として副詞的に用いて)決して。「男冥利—虚言(きょごん)ござらぬ」〈浄・博多小女郎〉
家(いえ)給(きゅう)し人(ひと)足(た)る
《「漢書」貢禹伝から》人も家もみな富み栄えて、世の中が繁盛しているさま。
いなり‐しんこう【稲荷信仰】
稲荷神、および稲荷神社に対する信仰。田の神の信仰など稲作との結びつきが強く、後世は商売繁盛の守り神ともされる。狐を稲荷神の使いとする俗信も加わって民間に広まった。
いまみやえびす‐じんじゃ【今宮戎神社】
大阪市浪速区恵美須町にある神社。祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)・事代主神(ことしろぬしのかみ)・素戔嗚尊(すさのおのみこと)など。商売繁盛の神として信仰される。1月の十日戎は有名。
いん‐せい【殷盛】
極めて盛んなこと。繁盛していること。「—を極める」
えびす‐こう【恵比須講】
陰暦10月20日に恵比須を祭る行事。商売繁盛を祈願して、親類・知人を招いて宴を開く。関西などでは正月10日(十日恵比須)とし、また11月20日に行う地方もある。恵比須祭り。《季 冬》「振売の雁(...
えんぎ‐だな【縁起棚】
客商売の家で、商売繁盛を祈って設ける神仏習合の神棚。
けいき‐づ・く【景気付く】
[動カ五(四)] 1 経済活動が盛んになる。商売が繁盛しはじめる。「正月を控え市場が—・く」 2 物事が盛んになる。勢いづく。「酒が入り、一座が—・く」
さか・える【栄える】
[動ア下一][文]さか・ゆ[ヤ下二] 1 勢いが盛んになる。繁栄する。繁盛する。「国が—・える」「古代文明の—・えた地」「悪徳が—・えはびこる」 2 話が弾む。「会話はいよいよ—・えて、笑声が雑...