かしょ‐ばおり【歌書羽織】
古筆の歌書の断片(歌書切)を切り継ぎして作る紙子羽織。
かじ‐ばおり【火事羽織】
江戸時代、火事装束に用いた羽織。武家のは革・羅紗(ラシャ)製の身丈が短めの打裂(ぶっさき)羽織で、前後5か所に定紋をつけた。火消しのは普通の羽織と同じ形で、紺無地の木綿を刺し子の袷(あわせ)仕立...
かすが‐ふじおり【春日藤織】
藤づる・大麻・苧麻(からむし)などを用い、奈良で織られた太布(たふ)。春日藤布(とうふ)。
かた‐おり【固織(り)】
織物の紋を浮かさないで、縦糸と横糸とを組み合わせて織ること。また、その織物。⇔浮き織り。
かっしょく‐しぼうそしき【褐色脂肪組織】
脂肪細胞の種類の一。白色脂肪組織から遊離した脂肪酸を取り込んでエネルギーを燃焼させ熱を生産する。首・肩甲骨の周囲などに少量存在する。乳幼児に比較的多く、成長とともに減少する。多胞性脂肪細胞。褐色...
かつらぎ‐おり【葛城織】
厚地の木綿綾織物。作業衣・白衣などに使用。
かべいと‐おり【壁糸織(り)】
横糸に壁糸を使った織物。夏の着尺地などに使う。
かべ‐おり【壁織(り)】
絹織物の一。縦糸には生糸または染色した練り生糸などを、横糸には壁糸を使って、縮緬(ちりめん)より少し大きな皺(しぼ)のあるもの。
かみこ‐ばおり【紙子羽織】
紙子紙で作った羽織。隠者・浪人が着た。
からいと‐おり【可良糸織(り)】
可良糸で織った縞織物。山梨県甲府付近の産。