こうき‐おり【高貴織(り)】
絹織物の一。縦糸に諸撚(もろよ)り、横糸に片撚りの練り染め糸を用いて飛び斜文の組織で織ったもの。多く男子用の着物地にする。
こう‐しょく【交織】
綿糸と絹糸、絹糸と毛糸などをまぜて織ること。混織。まぜおり。
こう‐しょく【耕織】
田畑をたがやすことと機を織ること。耕作と機織り。
こう‐そしき【硬組織】
生物の体にある硬い組織。貝類の貝殻、甲殻類の甲羅、人では骨・歯・毛髪・爪などをいう。硬部組織。
こうばい‐おり【勾配織(り)/紅梅織(り)】
縦糸か横糸、または縦横ともに太さの異なった2種以上の糸を用いて、表面に高低があるようにした平織りの織物。 [補説]「高配織り」とも書く。
こうぶ‐そしき【硬部組織】
⇒硬組織
こうまく‐そしき【厚膜組織】
植物の機械組織の一。厚膜細胞が集まったもの。厚壁組織。
こうもり‐ばおり【蝙蝠羽織】
《袖を広げた形がコウモリに似ているところから》身丈よりも袖丈の長い羽織。江戸時代、武士や町人が用いたもの。かわほりばおり。
こくら‐おり【小倉織】
もと九州の小倉地方で産出した綿織物。厚手でじょうぶなところから帯地・袴地(はかまじ)のほか、作業服や学生服などに多く用いられた。現在は岡山で産する。小倉縞。
こつ‐そしき【骨組織】
骨を構成する結合組織。燐酸(りんさん)カルシウムなどを含む硬い骨質と、その内部に点在する骨細胞とからなる。