おたずね‐もの【御尋ね者】
警察などが行方を追っている犯罪容疑者。
お‐ちょう【御帳】
1 江戸時代、犯罪者の罪状や所在などを記録した奉行所の帳簿。 2 江戸時代、勘当・除籍された者を記載した帳簿。町村の名主が保管した。
御帳(おちょう)に付(つ)・く
罪を犯したり、親から勘当されたりして、御帳にその名前が記される。「主人を倒し、親の家を質に書きこみ、つひには—・いて所をはらはれ」〈吉原すずめ・上〉
おっ‐たて【追っ立て】
《「おいたて」の音変化》 1 追い出すこと。「家主から—をくう」 2 流罪人を都から追放すること。
おったて‐の‐かんにん【追立の官人】
流罪に処せられた者を流刑地へ護送した役人。追立(おったて)の使(つかい)。
おつ‐ど【越度】
1 律令制で、関所を破ること。通行許可証を持たず、関門を経ずに通過すること。罪科に処せられた。 2 法に反すること。〈日葡〉 3 「おちど」に同じ。「隠れたる瑕(きず)の少し候を、かくとも知らせ...
おとし‐い・れる【陥れる/落(と)し入れる】
[動ラ下一][文]おとしい・る[ラ下二] 1 だまして苦しい立場に追いやる。わなにかける。「罪に—・れる」 2 城などを攻めて取る。「砦(とりで)を—・れる」 3 (落とし入れる)落として、中へ...
おとし‐こ・む【落(と)し込む】
[動マ五(四)] 1 落として、中に入れる。また、中にめり込むようにする。「ボールを袋の中に—・む」 2 他人をおとしいれる。だまして罪に落とす。 3 抽象的な事柄を、具体的な形や行動に反映させ...
おとり‐そうさ【囮捜査】
捜査員が身分を隠して犯行グループに潜入したり、犯行を起こしやすい状況を作ったりして、犯罪の実行を待って逮捕する方法。
お‐なわ【御縄】
罪人を捕縛すること。「—になる」「—を頂戴する」 →縄