け【罫】
「けい(罫)」に同じ。「四巻経書き奉るべき紙経師に打ちつがせ—かけさせて」〈宇治拾遺・八〉
けい【罫】
1 文字をそろえて書くために、紙上に一定の間隔で引いた線。罫線。「—の入った便箋」 2 碁盤(ごばん)などの上に引いた、縦横の筋。 3 輪郭や界線を印刷するために、活字と一緒に組む約物の一。表罫...
けい【罫】
[音]ケイ(慣) 1 文字の列を正しくするために引いた線。「罫紙・罫線」 2 印刷で、輪郭や筋を表す線。「表罫(おもてけい)」 [難読]罫書(けがき)・罫引(けびき)
けい‐し【罫紙】
罫の引いてある紙。けがみ。
け‐がみ【罫紙】
⇒けいし(罫紙)
けい‐せん【罫線】
1 ⇒罫(けい)1 2 ⇒チャート4
けいせん‐ひょう【罫線表】
⇒チャート4
けい‐びき【罫引き】
1 罫を引くこと。また、罫の引いてあるもの。けびき。 2 罫を引く用具。
け‐がき【罫書(き)/罫描(き)】
[名](スル)工作物をつくるとき、部材寸法やリベット穴の位置などを、罫書き針などを使って書き入れること。型取り。
け‐した【罫下】
1 書物の下辺の小口。また、本文下の余白。 2 活版印刷の組み付けで、向かい合った版の下部どうしの間隔。