ざい【罪】
[音]ザイ(呉) [訓]つみ [学習漢字]5年 〈ザイ〉 1 法にそむいた行い。つみ。「罪状・罪名/断罪・犯罪・微罪・無罪・有罪・余罪・傷害罪」 2 刑罪を加える。刑罰。「斬罪(ざんざい)・死...
ざい‐か【罪科】
1 法律や道徳、また、宗教などのおきてに背いた罪。「—を数え立てる」 2 法律により処罰すること。しおき。「—に処す」
ざいさん‐けい【財産刑】
財産の剝奪(はくだつ)を内容とする刑。主刑の罰金・科料のほか、付加刑である没収を含めることもある。
ざん‐けい【斬刑】
首切りの刑罰。打ち首。
ざん‐こく【残酷/惨酷/残刻】
[名・形動]無慈悲でむごたらしいこと。まともに見ていられないようなひどいやり方のさま。「—な刑罰」「—にも子供の夢を踏みにじる」 [派生]ざんこくさ[名]
ざん‐ざい【斬罪】
首をきる刑罰。うちくび。
しえ‐じけん【紫衣事件】
寛永4年(1627)朝廷に対する江戸幕府の優越を示した事件。後水尾天皇が大徳寺・妙心寺の僧に与えた紫衣着用の勅許を幕府が無効であるとし、これに抗議した大徳寺の沢庵らを処罰した。
し‐おき【仕置き】
[名](スル) 1 (多く「おしおき」の形で用いる)こらしめのために罰すること。特に、子供などに体罰を加えてしかること。「いたずらっ子をお—する」 2 江戸時代、刑罰に処すること。特に死刑にする...
しおき‐もの【仕置き者】
刑罰を受ける者。罪人。「悪事かさなりこのたび—なれども」〈浮・桜陰比事・一〉
し‐お・く【為置く/仕置く】
[動カ四] 1 処置する。しておく。「あるべき事どもなど—・かせ給ひけり」〈栄花・布引の滝〉 2 処罰する。こらしめる。「其場にて四人の侍を—・きし折柄」〈伎・小袖曽我〉