ぎょく‐じょ【玉女】
１ 玉のように美しい女性。「七宝の蓮花を生じ、一々の花の上に各七人の—あり」〈太平記・二四〉 ２ 仙女。天女。「仙人には婦(め)无(な)し。—には夫无し」〈今昔・一〇・九〉
ぎょく‐じょう【玉条】
１ 美しい枝。 ２ 尊重し、守るべき規則・法律。「金科—」
ぎょく‐じん【玉人】
１ 玉を磨き、加工する職人。 ２ 容姿の美しい人。また、人格の高い人。
ぎょく‐ずい【玉髄】
石英の微小な結晶からなる鉱物。透明または半透明で、色は白・灰・淡褐・赤・緑色など、含む不純物により異なる。美しいものは飾り石にする。カルセドニー。
ぎょく‐たい【玉体】
１ 玉のように美しいからだ。 ２ 天子または貴人のからだ。 ３ 他人を敬って、そのからだをいう語。
ぎょく‐だい【玉台】
天帝の住まいにある美しい楼台。たまのうてな。
ぎょく‐ちょう【玉帳】
１ 玉で飾ったとばり。また、美しいとばり。 ２ 将軍の幕営。 ３ 芸者・娼妓(しょうぎ)の玉代(ぎょくだい)を記入する帳簿。
ぎょく‐でん【玉殿】
玉で飾った宮殿。美しい宮殿。
ぎょく‐どう【玉堂】
１ 玉で飾った殿堂。美しい宮殿。 ２ 他人を敬って、その家をいう語。 ３ 中国、漢代の宮殿の名で、学者が出仕した所。のちの翰林院(かんりんいん)の異称。
ぎょく‐ひ【玉臂】
美しいひじ。玉のように美しいうで。美人のひじの形容として用いる。
