エルチェ‐の‐やしえん【エルチェの椰子園】
《Palmeral of Elche》スペインのエルチェにあるヤシ園。広さは約2平方キロメートルで、樹齢300年以上のナツメヤシが約20万本群生している。ヤシと、アラブ特有の灌漑(かんがい)シス...
えんじゅ【槐】
マメ科の落葉高木。葉は羽状複葉で、小葉は長卵形。夏に、黄白色の小花が群生して咲き、くびれたさやのある実がなる。中国の原産。庭木や街路樹とし、木材は建築・器具などに用いる。花・実は薬用。きふじ。玉...
えん‐ばい【塩梅】
1 調味料の塩と梅酢(うめず)。 2 料理の味を調えること。味加減。あんばい。「連日竹葉(=酒)宴酔を勧め、—鼎味(ていみ)を調(ととの)ふ」〈吾妻鏡・三〉 3 臣下が主君を助けて政治や仕事を程...
おお‐あれちのぎく【大荒地野菊】
キク科の一・二年草。荒地に群生し、高さ約1メートル。全体に白い柔らかい毛がある。茎の上半分で枝分かれし、夏、白い小花を多数つける。アジア南部の原産で、大正年間に日本に帰化。
おお‐すぎごけ【大杉蘚】
スギゴケ科の蘚類(せんるい)。日陰地の腐食土の上に群生し、高さ約10センチで、堅い。苔庭に利用。
おお‐まつよいぐさ【大待宵草】
アカバナ科の二年草。川原などに群生し、高さ約1.5メートル。マツヨイグサより葉は幅広い。夏の夕方、黄色い4弁花を開き、翌朝しぼんでもあまり赤くならない。実は細長く、熟すと四つに裂ける。北アメリカ...
おぎ【荻】
イネ科の多年草。湿地に群生。高さ約2メートルになり、根茎が地中を走り、茎を1本ずつ立てる。葉は長く、幅広く、縁がざらつく。秋、ススキに似た花穂(かすい)を出すが、ススキより大形で銀白色。ねざめぐ...
お‐はなばたけ【御花畑/御花畠】
1 「花畑」の美化語。 2 高山で、高山植物が群生する場所。夏の短期間にいっせいに開花するところからいう。《季 夏》「—見下ろしつつも峰づたひ/泊月」
おび‐かれは【帯枯葉蛾】
カレハガ科のガ。全体に茶褐色で、前翅(まえばね)に、雄では2本の褐色の線、雌では褐色の幅広い1本の帯がある。卵は梅などの小枝に帯状に産み付けられて越冬する。春に孵化(ふか)し、若齢幼虫は木の枝分...
かきつばた【杜若/燕子花】
[名] 1 アヤメ科の多年草。湿地に群生。葉は剣状で幅広く、基部は鞘(さや)になり茎を挟む。初夏、濃紫色の花を開く。外花被3枚は垂れ、中央に黄や白の斑紋がある。内花被3枚は小さく、直立する。園...