ぎ‐り【義理】
1 物事の正しい筋道。また、人として守るべき正しい道。道理。すじ。「—を通す」「—にはずれた行為」 2 社会生活を営む上で、立場上、また道義として、他人に対して務めたり報いたりしなければならない...
ぎり‐あい【義理合(い)】
義理のからんだつきあい。「仕事上の—で出席する」
義理(ぎり)ある仲(なか)
血はつながっていないが、親子や兄弟姉妹などの血族と同様の関係にある間柄。
ぎり‐いっぺん【義理一遍】
[名・形動]世間体を飾るため形式的に物事をすること。また、そのさま。通り一遍。「—な(の)あいさつ」
ぎり‐がた・い【義理堅い】
[形][文]ぎりがた・し[ク]対人関係の義理を大切にして、おろそかにしない。「—・い昔気質の人」
ぎり‐じゅんぎ【義理順義】
「順義2」に同じ。
ぎり‐ずく【義理尽く】
どこまでも義理を立て通すこと。「—で他人からしていただくんでは胸がつかえますから」〈有島・或る女〉
ぎり‐ずくめ【義理尽くめ】
義理を尽くすこと。また、義理に縛られること。「—で身動きがとれない」
ぎり‐ぜめ【義理責め】
義理をたてに責めること。「残酷な武士道の—などが少なくって」〈谷崎・蓼喰ふ虫〉
ぎり‐だて【義理立て】
[名](スル)交際上、相手に対する義理を堅く守ること。「行きつけの店に—する」