じんしゅ‐しゅぎ【人種主義】
人種間には本質的な優劣の差異があるとする見解に基づく態度や政策。19世紀末のヨーロッパで広まり、優秀民族支配論・有色民族劣等論などを生み出した。レイシズム。ラシスム。
じんどう‐しゅぎ【人道主義】
人間性を重んじ、人間愛を実践し、併せて人類の福祉向上を目指す立場。ヒューマニズム・博愛主義と共通する面が多い。
じんぶつ‐しゅぎ【人物主義】
その人の家柄・学歴・年齢・財産などは問題にしないで、人柄・能力を基準にして評価する考え方。
じんぶん‐しゅぎ【人文主義】
ギリシャ・ローマの古典研究によって普遍的教養を身につけるとともに、教会の権威や神中心の中世的世界観のような非人間的重圧から人間を解放し、人間性の再興をめざした精神運動。また、その立場。ルネサンス...
じんぽん‐しゅぎ【人本主義】
⇒人文主義(じんぶんしゅぎ)
じんみん‐しゅぎ【人民主義】
19世紀後半、ロシアの革命運動で、インテリゲンチア(知識階級)が提唱した共同体的社会主義思想。信奉者をナロードニキといい、専制と農奴制を打倒し、農村共同体を地盤とした農民社会主義を実現しようとし...
じんみん‐みんしゅしゅぎ【人民民主主義】
第二次大戦後に出現した新しい政治形態。社会主義への過渡的な性格をもち、本質的にはプロレタリア独裁であるが、労働者階級の指導のもとに、反ファシズム統一戦線に参加した諸勢力による民主連合政権を形成し...
スターリン‐しゅぎ【スターリン主義】
⇒スターリニズム
ステークホルダー‐しほんしゅぎ【ステークホルダー資本主義】
⇒公益資本主義
ストア‐しゅぎ【ストア主義】
⇒ストイシズム