やまな【山名】
姓氏の一。室町時代の守護大名。新田義重の子義範が上野(こうずけ)山名郷に住したのに始まる。四職(ししき)家の一。 [補説]「山名」姓の人物山名氏清(やまなうじきよ)山名宗全(やまなそうぜん)山名...
やまなみしゅう【山なみ集】
吉沢義則の歌集。昭和7年(1932)刊行。
やみ‐せんじゅう【闇専従】
《「ヤミ専従」とも書く》労働組合の組合員が、勤務先から給与を受け取りながら、勤務時間中に本来の職務ではない組合活動に専ら従事していること。法律で職務専念義務が課せられている公務員の場合、特に問題...
やみのそうれつ【闇の葬列】
高橋義夫の時代小説。昭和62年(1987)刊。副題「広沢参議暗殺犯人捜査始末」。明治維新時代を背景とする歴史推理もの。
や‐め【矢目】
1 矢の当たった所。矢を受けたあと。矢傷。「鎧(よろひ)に立ったる—を数へたりければ六十三」〈平家・四〉 2 矢を射るときの目標。「—近にひゃうど射るならば」〈義経記・四〉
やりのごんざかさねかたびら【鑓の権三重帷子】
浄瑠璃。世話物。2巻。近松門左衛門作。享保2年(1717)大坂竹本座初演。茶道師匠浅香市之進の妻おさいと鑓の名手笹野権三は、不義密通の濡れ衣を着せられ、市之進に討たれる。近松三姦通物の一。通称「...
ヤング‐ケアラー【young carer】
家族の介護・看病・世話などを、大人と同程度の負担で、長期間、日常的に行っている子供。若者ケアラー。 [補説]法律などによる定義はないが、一般には「年齢に見合わない重い責任をもって家族の介護や世話...
ゆい‐しき【唯識】
《(梵)vijñapti-mātratāの訳》仏語。一切の対象は心の本体である識によって現し出されたものであり、識以外に実在するものはないということ。また、この識も誤った分別をするものにすぎず、...
ゆいび‐しゅぎ【唯美主義】
「耽美主義(たんびしゅぎ)」に同じ。
ゆいめいてき‐ていぎ【唯名的定義】
論理学で、概念を定義する場合に、概念の使用についての約束を述べただけのもの。従来用いられてきた表現をより簡潔な表現に改めたり、新しく発見された現象の命名に用いられたりする。名目的定義。