しょよ‐かん【薯蕷羹】
ヤマノイモの根をすって寒天と小麦粉をまぜ、砂糖を加えて蒸した菓子。
なし‐かん【梨羹】
ナシの実をすりおろして漉(こ)した汁に、寒天・砂糖などを加えて流し固めた菓子。
にく‐こう【肉羹】
「肉汁1」に同じ。
にっ‐こう【肉羹】
⇒にくこう(肉羹)
ねり‐ようかん【練(り)羊羹/煉り羊羹】
寒天に水・砂糖を加えて煮立て、こし餡(あん)を練りまぜながら煮詰めて、型に流し込んで作った羊羹。
べつ‐かん【鼈羹】
すった山の芋に小麦粉・小豆粉・砂糖などを練り合わせて蒸し、亀甲(きっこう)形に切った餅菓子(もちがし)。もと、禅家の間食用。
みず‐ようかん【水羊羹】
寒天を煮溶かし、小豆あん・砂糖を加えて混ぜ、容器に流し込んで冷やし固めた、水分の多い夏向きのようかん。《季 夏》
むし‐ようかん【蒸(し)羊羹】
小豆あんに砂糖・小麦粉などを加え、型に入れて蒸し上げた羊羹。
よう‐かん【羊羹】
《「かん(羹)」は唐音》 1 棹物(さおもの)の和菓子の一。あんに砂糖を入れて蒸し、あるいは寒天液を加えて練ったもの。蒸し羊羹・練り羊羹・水羊羹など。 2 「羊羹色(ようかんいろ)」「羊羹紙(よ...
れい‐こう【藜羹】
アカザのあつもの。転じて、粗食。