ひうち‐ば【火打ち羽】
鷹(たか)の翼の最下部の羽。「藤の先は、—の長(たけ)にくらべて切りて」〈徒然・六六〉
ひせいしょく‐う【非生殖羽】
⇒非繁殖羽
ひはんしょく‐う【非繁殖羽】
鳥類で、つがい形成または繁殖期以外の羽。繁殖羽に比べて地味な色・模様であることが多い。一般に繁殖期が終わると、雄は繁殖羽から非繁殖羽へと換羽する。非生殖羽。冬羽(ふゆばね)。
ふゆ‐ばね【冬羽】
鳥の冬の羽。夏の終わりごろに換羽を行ったあとの羽。→夏羽
ほろ‐ば【保呂羽】
鳥の両翼の下の羽。タカのそれは矢羽として珍重。
ぼうず‐ガッパ【坊主ガッパ】
江戸時代、桐油紙(とうゆがみ)で作った袖なしの雨ガッパ。オランダ人のカッパをまねたもの。→カッパ
まとり‐ば【真鳥羽】
矢羽に用いる鷲(わし)の羽。真羽(まば)。
まる‐ガッパ【丸ガッパ】
袖がなく、裾の広いカッパ。衣服の上から引き回して着用する。回しガッパ。引き回し。
まわし‐ガッパ【回しガッパ】
「丸ガッパ」に同じ。
みかど‐あげは【帝揚羽】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張7センチくらい。翅は黒色地に淡い青色ないし黄色の縦帯があり、その外方や内方にも斑点列がある。日本南部に分布し、高知市のものは特別天然記念物。幼虫はオガタマ...