きき‐ぞん【聞(き)損】
聞いても得にならないこと。聞くだけ損になること。⇔聞き得。
きき‐たが・える【聞き違える】
[動ア下一][文]ききたが・ふ[ハ下二]「ききちがえる」に同じ。
きき‐ただ・す【聞き質す/聞き糺す】
[動サ五(四)]物事の不明な点などを聞いて確かめる。「うわさの真偽を—・す」
きき‐た・つ【聞き立つ】
[動タ下二]たずね求める。熱心に聞き出す。「金銀あるに任せて少し取り出で、手掛け者を—・て」〈浮・永代蔵・五〉
きき‐だ・す【聞(き)出す】
[動サ五(四)] 1 自分の知りたいことなどを、聞いてさぐり出す。「相手の本心を—・す」 2 聞くことを始める。聞き始める。「四月から英会話講座を—・す」 3 においをかいで知る。「食(めし)の...
きき‐ちがい【聞(き)違い】
聞きまちがいをすること。ききちがえ。「それは何かの—だろう」
きき‐ちが・う【聞(き)違う】
[動ワ五(ハ四)]「聞き違える」に同じ。「電話番号を—・う」
[動ハ下二]「ききちがえる」の文語形。
きき‐ちが・える【聞(き)違える】
[動ア下一][文]ききちが・ふ[ハ下二]人の言葉や話の内容をまちがって聞き取る。聞き誤る。聞きまちがえる。ききちがう。「一時を七時と—・える」
きき‐ちゃ【聞(き)茶/利(き)茶】
1 「嗅(か)ぎ茶」に同じ。《季 春》「絵襖(ゑぶすま)の古き牡丹に—かな/虚子」 2 「闘茶(とうちゃ)」に同じ。
きき‐つ・く【聞き付く】
[動カ四]心ひかれて聞く。聞き入る。「いと懐しげなるに—・きて」〈源・薄雲〉
[動カ下二]「ききつける」の文語形。