おもて‐どうぐ【面道具】
1 眉・目・鼻・口など顔に属する部分の総称。顔の造作。「其他の—もまずくは無く」〈露伴・いさなとり〉 2 《代表的な道具の意から》その人の職業柄、または体面を保つうえに必要な道具。「時々の着る物...
おもて‐ぼうず【表坊主】
江戸幕府の職名。同朋頭の支配に属し、江戸城内で大名および諸役人の給仕をした。
おもて‐ゆうひつ【表右筆】
江戸幕府の職名。若年寄の下で幕府の通常の公文書の作成、日記の記入などにあたった。→奥右筆
おもの‐ぶぎょう【御物奉行】
室町幕府の職名。将軍参内のとき、衣冠・刀剣などを入れた唐櫃(からびつ)に添い従い、禁中では将軍の装束の着替えなどのことをつかさどった。唐櫃(からびつ)奉行。直廬役(じきろやく)。ごもつぶぎょう。...
おや‐かた【親方】
1 職人・弟子・奉公人などを指導・保護する立場にある人。「—のもとで修業をする」⇔子方。 2 一人前の職人を敬ってよぶ語。 3 相撲の年寄を敬っていう語。 4 一門・一座の頭に立つ役者を敬ってい...
おやく‐ごめん【御役御免】
1 ある役目をやめさせられること。また、仕事をしなくてもよくなること。「管理職を—になる」 2 古くなったり不用となったりした物を処分すること。
お‐り【汚吏】
《「孟子」滕文公から》汚職など、不正なことをする役人。
おりづる【折鶴】
泡坂妻夫の短編小説。昭和62年(1987)発表。縫箔(ぬいはく)職人の男と、かつての恋人の再会が招く悲劇を描く。昭和63年(1988)、第16回泉鏡花文学賞受賞。
おり‐べ【織部】
「織部司(おりべづかさ)」の略。また、その職員。
おり‐や【折(り)屋】
製本で、印刷された紙を順序をそろえて折り畳む職業。また、その人。