にくだん‐せん【肉弾戦】
1 肉体を弾丸の代わりとして、敵陣に突入して行う戦い。兵士が直接ぶつかって戦うさまをいう。 2 (比喩的に)格闘技・フットボールの試合などで、選手が互いにぶつかりながら競技するさまをいう。
にく‐てき【肉的】
[形動]肉体に関するさま。肉欲に関するさま。肉体的。「—な苦悩」⇔霊的。
にく‐よく【肉欲/肉慾】
性的な満足を得るための、肉体的な欲望。性欲。情欲。「—におぼれる」
にじゅうのあいのしとひとつのぜつぼうのうた【二十の愛の詩と一つの絶望の歌】
《原題、(スペイン)Veinte poemas de amor y una canción desesperada》ネルーダの第二詩集。1924年刊。愛する女性との肉体関係にはじまり、やがてくる...
にっ‐かん【肉感】
1 肉体に起こる感覚。 2 性欲をそそる感じ。「—を刺激する」
のう‐えん【濃艶】
[名・形動]あでやかで美しいこと。非常につやっぽく美しいこと。また、そのさま。「—な舞姫」「『何が—なの』『君江さんの肉体美のことさ』」〈荷風・つゆのあとさき〉
はく【魄】
たましい。精神をつかさどる陽の気を魂(こん)というのに対し、肉体をつかさどるという陰の霊気。「楽(がく)はわが魂と共に、わが耳によりてわが—を動かせり」〈鴎外訳・即興詩人〉
はく【魄】
[音]ハク(漢) [訓]たましい たま 1 人の肉体に宿り、活力を生み出すもの。たましい。「気魄・魂魄」 2 月のかげの部分。「生魄」 3 落ちぶれる。「落魄」
肌(はだ)が合(あ)・う
気質が合う。気が合う。気持ちがよく通じる。また、肉体関係の相性がいい状態についてもいう。
肌(はだ)を合(あ)わ・せる
1 男女が肉体関係を結ぶ。 2 しめしあわせる。ぐるになる。「時に親方と—・せ、手形の日付をとっと跡の月にして」〈浄・反魂香〉