にく‐づき【肉付き】
《「にくつき」とも》 1 肉がついていること。また、そのもの。 2 からだの肉のつきぐあい。太りぐあい。「—がよい」
にく‐づき【肉月】
漢字の偏の一。「肌」「肝」「胸」などの「月」の称。本来は「肉」の字の象形で、日月の「月」と区別していう。現在では同じ字形を用いる。
にくづき‐の‐めん【肉付きの面】
越前の吉崎観音の霊験物語。邪悪な姑(しゅうとめ)が鬼女の面をかぶって嫁を脅すと、その面が顔に食いついて外れなくなるというもの。
にく‐づ・く【肉付く】
[動カ五(四)]からだに肉がつく。太る。「ふっくらと—・く」
にく‐づけ【肉付け】
[名](スル) 1 肉をつけること。骨組みがひととおり出来上がってから、細部に手を加え、内容に厚みを与えること。「大まかなプランに—する」 2 塑像などで、肉をつけて厚みや丸みを出すこと。モデリング。
にく‐てき【肉的】
[形動]肉体に関するさま。肉欲に関するさま。肉体的。「—な苦悩」⇔霊的。
にく‐なべ【肉鍋】
1 肉料理用の鍋。 2 鳥獣の肉などを鍋で煮ながら食う料理。
にく‐なんばん【肉南蛮】
煮た豚肉とネギを加えた掛けそば、または掛けうどん。
にく‐はく【肉薄/肉迫】
[名](スル) 1 身をもって敵地などに迫ること。「敵の本拠に—する」 2 競争などで、すぐ近くまで追い迫ること。「首位に—する」 3 鋭く問い詰めること。「議会が政府に—する」
にく‐ばえ【肉蠅】
双翅(そうし)目ニクバエ科の昆虫の総称。全体に灰黒色で、胸部背面に3本の縦縞、腹部背面に銀色の市松模様がある。幼虫は動物の腐肉を好む。しまばえ。