はだせ‐うま【肌背馬】
鞍を置かない馬。はだか馬。「鞍おくべき暇なければ、—にうち乗りて」〈曽我・六〉
はだ‐つき【肌付き/膚付き】
1 肌のようす。肌の色つやの感じ。「白くなめらかな—」 2 肌に直接つけること。「—の金」 3 肌着。肌付け。「—を二枚着て」〈人・恵の花・二〉
はだ‐つけ【肌付け/膚付け】
1 「肌付き3」に同じ。 2 馬具の一。2枚重ねの下鞍(したぐら)のうち、下のもの。→切付(きっつけ)
肌(はだ)で感(かん)・じる
実際に見聞きしたり体験したりして感じとる。「被災者の苦しみを—・じる」
肌(はだ)に粟(あわ)を生(しょう)・じる
恐ろしさや寒さのために皮膚に粟粒のようなぼつぼつができる。鳥肌が立つ。
はだ‐ぬぎ【肌脱ぎ/膚脱ぎ】
和服の袖(そで)から腕を抜いて上半身の肌をあらわにすること。また、その姿。「—になる」《季 夏》「這(は)ひよれる子に—の乳房あり/虚子」
はだ‐ねんれい【肌年齢】
肌、特に顔の肌の色つや、張りなどから推定した年齢。
はだ‐の‐おび【肌の帯/膚の帯】
「肌帯(はだおび)」に同じ。
はだ‐ばかま【肌袴/膚袴】
肌に直接つける、丈がひざまでの袴。今の、さるまた・ももひきの類。
はだ‐まもり【肌守り/膚守り】
肌につけて持っている守り札。はだもり。