ほう‐き【豊肌】
ふくよかなはだ。「紅臉—、美なる玉の如く姿態裊裊」〈東海散士・佳人之奇遇〉
まい‐はだ【槙肌/槙皮】
《「まきはだ」の音変化》ヒノキやコウヤマキの甘皮を砕いて繊維としたもの。舟や桶などの水漏れを防ぐために、材の合わせ目や継ぎ目に詰め込む。のみ。のめ。
まき‐はだ【槙肌】
⇒まいはだ
まんじゅう‐はだ【饅頭肌】
饅頭のように白くふっくらとした肌。「きさまの様な—が我等の好物」〈浄・大塔宮〉
めいじん‐はだ【名人肌】
名人といわれる人に特有の肌合い。がんこであったり、利害に恬淡(てんたん)としていたりする気質上の傾向。名人気質(かたぎ)。
もち‐はだ【餅肌/餅膚】
つきたての餅のように、きめ細かくなめらかな白い肌。
もろ‐はだ【諸肌/両肌】
左右両方の肌。上半身の肌。両肌。⇔片肌。
やま‐はだ【山肌/山膚】
山の表面。山の地はだ。
やわ‐はだ【柔肌】
やわらかな感触のはだ。特に女性のはだにいう。
ゆき‐の‐はだ【雪の肌/雪の膚】
雪のように白く美しい女性の肌。ゆきのはだえ。