またたび‐げいしゃ【股旅芸者】
旅をして稼ぎ歩く芸者。旅芸者。
またたび‐もの【股旅物】
小説・演劇・映画などで、各地を流れ歩く博徒などを主人公にして義理人情の世界を描いたもの。昭和初頭から使われるようになった語。
股(また)に掛(か)・ける
諸方を歩き回る。各地を飛び歩く。「世界を—・けて活躍する」 [補説]「股に駆ける」と書くのは誤り。
また‐のぞき【股覗き】
「股眼鏡(めがね)」に同じ。
また‐ひばち【股火鉢】
火鉢にまたがるようにしてあたること。
また‐び【股火】
火鉢・行火(あんか)などにまたがるようにしてあたること。
また‐めがね【股眼鏡】
上体を前に折って自分のまたの間から後方をのぞくこと。またのぞき。「天の橋立を—で眺める」
もも【股/腿】
足の、ひざから上の腰に続く部分。
もも‐あげ【股上げ】
両足の太ももを、腰の高さまで交互に上げ下げする運動。短距離走のトレーニングや高齢者の筋力低下防止などに利用される。
もも‐だち【股立】
袴(はかま)の腰部の左右側面のあきを縫い止めた所。