とくべつ‐はいにんざい【特別背任罪】
株式会社の役員などが、自己もしくは第三者の利益のために会社に損害を加える罪。会社法の罰則に含まれており、刑法の背任罪に対していう。
とく‐みゃく【督脈】
経絡の一。奇経八脈に属し、会陰(えいん)部に始まり、背部から頭部の正中を上って口中に終わる。
とげ‐うお【棘魚】
トゲウオ目トゲウオ科の魚の総称。遡河(そか)型と陸封型がある。背部と腹びれ・しりびれに硬いとげをもつ。雄は産卵期に婚姻色を呈し、巣を作り、卵・幼魚を守る習性がある。北半球の温帯・冷帯に分布。日本...
と‐だな【戸棚】
天地・左右・背面を板などで囲い、中に収納用の棚を設け、前面に戸をつけた家具。背面も戸にして、両側から物を出し入れできるものもある。キャビネット・サイドボードなど。
となんろく【図南録】
長田秋濤の著作。著者没後の大正6年(1917)に刊行。南進政策を背景とする南方視察の記録。
とのさま‐がえる【殿様蛙】
アカガエル科のカエル。体長5〜9センチ。背面は緑色ないし褐色で黒色斑紋があり、背の中央を黄色の線が走る。腹面は白または淡黄色。5〜8月に水田や池に寒天質の大きな卵塊を産む。金線蛙(きんせんがえる)。
とび‐うお【飛魚】
1 トビウオ科の海水魚。全長約35センチ。背中が銀青色、腹が白い。大きな胸びれ・腹びれを広げて海面上を飛ぶ。本州中部以南に分布。食用。ほんとび。あご。つばめうお。とんぼうお。とび。《季 夏》 2...
とび‐えい【鳶鱝】
エイ目トビエイ科の海水魚。全長約1.8メートル。体は菱形。尾は全長の約3分の2。毒針がある。背面は黒褐色で腹面は白色。
とみよ
トゲウオ科の淡水魚。水の澄んだ池などにすむ。全長約5センチ。背びれに9、10本のとげがあり、体側に鱗板(りんばん)が並ぶ。体色は灰黄色で背部は青みを帯びる。春から夏にかけて、水草で球状の巣を作り...
とめてくれるなおっかさん
昭和43年(1968)、学園紛争中だった東大駒場祭のポスターに書かれたキャッチコピーの冒頭部分。全文は「とめてくれるなおっかさん背中(せな)のいちょうが泣いている男東大どこへ行く」。当時東大在学...