おに‐おこぜ【鬼鰧/鬼虎魚】
カサゴ目オニオコゼ科の海水魚。全長約20センチ。目が突出し、口は大きくて上を向き、頭部は凹凸が激しい。うろこはない。背びれのとげの基部に毒腺があり、刺されると痛い。本州中部以南に分布し、生息深度...
おにがら‐やき【鬼殻焼(き)】
イセエビやクルマエビを殻のまま背開きにし、付け焼きにした料理。
おに‐ぐも【鬼蜘蛛】
コガネグモ科のクモ。体長は雄が約2センチ、雌が約3センチ。黒に近い褐色をし、背面には葉状の斑点がある。夏の夕方、軒先などに円形の網を張る。翌朝に網を畳むものもある。雷(かみなり)蜘蛛。大名蜘蛛。
お‐の‐み【尾の身】
鯨の背びれから尾の付け根までの肉。刺身にして賞味。
おひめさま‐だっこ【御姫様抱っこ】
俗に、相手の背中とひざ裏に腕を回して、相手を引き寄せながら抱き上げること。また、その抱き上げたポーズ。海外では、新郎が新婦をこの方法で抱きかかえて新居に入る風習もある。
おび‐あげ【帯揚(げ)】
女帯の結び目が下がらないように、帯の中の結び目に当てて形を整え、後ろから前へ回して締める小幅の布。背負(しょい)揚げ。
おび‐まくら【帯枕】
女帯をお太鼓などに結ぶとき、背中に固定させたり、形を整えたりするために帯揚げの中に入れる枕状の芯(しん)。
おぶい‐ひも【負ぶい紐】
幼児を背に負うのに用いる太い紐。
おぶ・う【負ぶう】
[動ワ五(ハ四)]《「お(負)う」の音変化》 1 背負う。おんぶする。「子供を—・って買い物に行く」 2 仕事・責任などを引き受ける。「長さんもいい男だが、よく—・ひなさるね」〈伎・八幡祭小望月...
おぶさ・る【負ぶさる】
[動ラ五(四)] 1 背に負われる。おんぶをしてもらう。「父の背に—・る」 2 《おぶさって自分の足、すなわち金を使わない意から》他人の力によりかかる。「頭金を親に—・る」