くるみ‐びょうし【包み表紙】
製本の様式の一。とじた中身を1枚の表紙でくるみ、のり付けして仕上げる。包背(ほうはい)装。つつみびょうし。
くれ【榑】
1 切り出したままの、皮のついた材木。また、厚い板材。 2 板屋根をふくための薄い板。へぎいた。 3 丸太を製材して残った端の板。背板(せいた)。
くろい‐きり【黒い霧】
背後に不正や犯罪などが隠されていることのたとえ。松本清張の著作「日本の黒い霧」に由来する語で、政財界の不正な行為をいう。
くろいてぶくろ【黒い手袋】
東郷青児による油絵。昭和8年(1933)の作品。濃い青を背景に、黒い手袋を片方だけ外して立つ女性の像。損保ジャパン日本興亜蔵。
くろ‐ほろ【黒母衣】
鎧(よろい)の背につける母衣の黒いもの。
クロマ‐キー【chroma key】
映像の合成技法の一つ。色の違いを利用して抜き取りたい被写体を背景から分離し、別の画面にはめ込むこと。映画やテレビでの映像合成に用いられる。近年はコンピューター上で処理することが多い。→ブルーバッ...
くろ‐まく【黒幕】
1 黒い色の幕。特に、歌舞伎で、場面の変わり目に舞台を隠したり、道具の奥に掛けて背景代わりにしたりする黒木綿の幕。 2 表面には出ないで、指図をしたり、はかりごとをめぐらしたりする者。「政界の—」
くろ‐まぐろ【黒鮪】
サバ科の海水魚。全長約3メートル、体重約300キロ。背面は青黒色、腹面は銀白色。世界の温・熱帯海域に広く分布し、日本近海のマグロ類では最も多い。刺身やすし種として好まれる。幼魚を「めじ」「よこわ...
グレー【gray】
《「グレイ」とも》 1 灰色。ねずみ色。「—の背広」 2 白髪交じりの髪。グレーヘア。「ロマンス—」 3 どちらでもない中間的な状態や態度。「法律に触れるのかどうか、依然—だ」
グローバル‐しほんしゅぎ【グローバル資本主義】
貿易や資本移動の自由化を背景に、国境を越え地球的な規模で展開される資本主義。