こう‐ら【甲羅】
1 《「ら」は接尾語》カメ・カニなどの背中の部分を覆う硬い殻。甲。 2 人の背中。 3 《「功」「劫」にかけて》年の功。長い経験。
こうら‐ぼし【甲羅干し】
腹ばいになって背中を日光に当てること。日光浴。
こうらん‐けい【香嵐渓】
愛知県豊田市足助(あすけ)町にある渓谷。矢作(やはぎ)川支流の巴(ともえ)川と足助川の合流点手前にある約1キロメートルの渓流。背後に飯盛山がそびえ、その山麓に香積(こうじゃく)寺がある。紅葉の名...
こおい‐むし【子負虫】
半翅(はんし)目コオイムシ科の昆虫。田・池沼などにすみ、体は扁平(へんぺい)で楕円形、暗黄褐色で、タガメに似るが、より小形。初夏に雌は雄の背に多数の卵を産みつけ、雄はそれが孵化(ふか)するまでの...
こがね‐むし【黄金虫/金亀子】
1 甲虫目コガネムシ科の昆虫。体長約2センチ。体は広卵形で、背面は強い光沢のある濃緑色または紫紅色。夏に出現し、広葉樹の葉を食する。《季 夏》「落ちしまま翅(はね)はみ出せる—/正雄」 2 甲虫...
こ‐がも【小鴨】
カモ科の鳥。全長約38センチ、日本のカモ類では最小。雄は背が灰色がかった色で、顔は茶色、目の後方が緑色。雌は全体に淡褐色。冬鳥として各地の池沼に渡来するが、北日本では繁殖するものもある。たかぶが...
こ‐がら【小雀】
シジュウカラ科の鳥。全長13センチくらい。背は灰褐色、腹とほおは白く、頭・のどが黒い。日本では九州以北の山地にすむ。《季 夏》「朝凪や—のとまるみをつくし/蓼太」
こきん‐ちょう【胡錦鳥】
スズメ目カエデチョウ科の鳥。全長14センチくらい。背は緑色、胸は紫色、腹は黄色。顔は赤色のほか、黒色・黄色のものもある。オーストラリアの原産で、飼い鳥にされる。
こく‐がん【黒雁】
カモ科の鳥。全長約61センチ。頭から胸が黒く、背は黒褐色でのどに白斑がある。北半球北部で繁殖し、冬に北日本の海岸に渡来する。天然記念物。《季 秋》
こく‐くじら【克鯨】
クジラ目コククジラ科の哺乳類。中形のヒゲクジラで、全長12〜15メートル。全身灰色で、背びれがなく、背中の後方にこぶ状の隆起が並ぶ。北太平洋に分布。こくじら。