はくしょく‐しぼうさいぼう【白色脂肪細胞】
⇒白色脂肪組織
はこつ‐さいぼう【破骨細胞】
骨の内側の骨梁の表面にあり、古くなった骨を吸収する働きをもつ細胞。新しい骨をつくる骨芽細胞とともに、骨組織の発達や代謝に重要な役割を果たす。破骨細胞の機能亢進や、骨芽細胞とのバランスの崩れが骨粗...
はら‐から【同胞】
《古くは「はらがら」》 1 同じ母から生まれた兄弟姉妹。また、一般に兄弟姉妹。 2 同じ国民。どうほう。
ばいよう‐さいぼう【培養細胞】
多細胞生物の細胞を人工的に生体外で培養した細胞。長期間にわたって安定的に維持された細胞は細胞株とよばれる。
ばしょ‐さいぼう【場所細胞】
動物がある特定の場所を通過するときにだけ発火する神経細胞。脳の海馬に存在。1971年、米国出身の神経科学者ジョン=オキーフらが、行動中の齧歯(げっし)類の脳内の電位を直接測定することによって発見...
ばんのう‐さいぼう【万能細胞】
さまざまな組織の細胞へと分化できる能力を持つ未分化の細胞。再生医療に役立つとして研究されている。ES細胞(胚性幹細胞)・iPS細胞(誘導多能性幹細胞)などがある。分化多能性細胞。多能性幹細胞。多...
ひまん‐さいぼう【肥満細胞】
結合組織中や血管周囲などに存在し、好塩基性の顆粒(かりゅう)をもつ卵円形の細胞。ヘパリン・ヒスタミンなどを含んでいて、即時型アレルギー反応に重要な役割を果たす。マスト細胞。肥胖(ひはん)細胞。
ヒーラ‐さいぼう【ヒーラ細胞】
《HeLa cell》ヒトの子宮頸癌(しきゅうけいがん)組織から1951年に分離され、培養・維持されている細胞株。ウイルス・癌(がん)・細胞融合などの研究に用いられる。名は原患者氏名の略称による...
ビー‐さいぼう【B細胞】
《Bはbone marrowの頭文字で、骨髄の意》骨髄で生成されたリンパ球が骨髄内で成熟・発達したもの。T細胞とともに免疫反応に関与。抗原の刺激に応答して増殖し、抗体を産生する形質細胞へと分化す...
フィーダー‐さいぼう【フィーダー細胞】
《feeder cell》細胞を培養する際に、目的とする細胞の増殖や分化に必要な環境を整えるために補助的に用いられる細胞。ES細胞の培養ではフィーダー細胞としてマウスの線維芽細胞が用いられる。栄...