胸(むね)拉(ひし)・ぐ
「胸が潰れる」に同じ。「いかなる心地せむと、胸もひしげておぼゆ」〈源・総角〉
胸(むね)塞(ふた)が・る
「胸がふさがる」に同じ。「ありがたきにもいとど—・る」〈源・帚木〉
むね‐まわり【胸回り】
胸囲(きょうい)。
胸(むね)を躍(おど)ら・せる
喜びや興奮などで胸をわくわくさせる。胸を躍らす。「近づいた遠足に—・せる」
胸(むね)を衝(つ)・く
１ 心に衝撃を与える。ショックを受ける。「たわいのない冗談が—・く」 ２ さまざまな思いがつのる。「前途への不安が—・く」 [補説]「胸をつつく」とするのは誤り。
胸(むね)を張(は)・る
胸をそらせて、自信のある様子をする。得意になる。「—・って故郷へ帰る」
胸(むね)をふくらま・す
期待や喜びで胸がいっぱいになる。「希望に—・す」
むりょくせい‐たいしつ【無力性体質】
体型が細長くて筋肉の発達がよくなく、胸が平らで内臓が下垂しやすく、全般的に体力の低い体質。
めいそう‐しんけい【迷走神経】
脳の延髄から出ている末梢神経の一。複雑な走行を示し、頸部(けいぶ)・胸部に分布し、さらに腹部に達して多くの内臓に分布。大部分が副交感神経からなり、平滑筋の運動や腺の分泌機能を調節する。第十脳神経。
めだい‐ちどり【目大千鳥】
チドリ科の鳥。全長19センチくらい。目を通る黒い帯があり、夏羽では胸が赤褐色、冬羽になると全体に灰褐色。日本では旅鳥で、春と秋に干潟などでみられる。
