わき【脇/腋/掖】
1 両腕の付け根のすぐ下の所。また、体側とひじとの間。わきのした。「本を—に抱える」 2 衣服で、1にあたる部分。「洋服の—を詰める」 3 (「傍」「側」とも書く)すぐそば。かたわら。「門の—に...
わき‐あけ【脇明け】
1 女性・子供の洋服の、着脱を楽にするために脇部に作る明き。留め具には多くファスナーが使われる。わきあき。 2 子供や女性の和服の脇の下を縫わずにおくこと。また、その衣服。八つ口。わきあき。 3...
わき‐あせ【脇汗】
わきの下にかく汗。
わき‐あて【脇当】
⇒脇盾(わいだて)
わきあと‐ぞなえ【脇後備え】
本陣の両脇を守る脇備えと後方を守る後備え。
わき‐いた【脇板】
鎧(よろい)・胴丸・腹巻きなどの側面にある板。
わき‐うり【脇売り】
中世の座や近世の株仲間の営業区域内で、座外・仲間外の者が同じ商売をすること。また、その人。
わき‐え【脇絵】
三幅対の掛け物で、両脇の絵。
わき‐おうかん【脇往還】
⇒脇街道(わきかいどう)
わき‐かいどう【脇街道】
江戸時代、本街道以外の支街道。その主なものに水戸街道・美濃路・中国路・日光御成街道・日光例幣使街道などがある。脇往還。