みゃく【脈】
[音]ミャク(呉) [学習漢字]5年 1 血液の流れる管。「脈拍/気脈・静脈・動脈」 2 脈拍。「脈動/死脈・平脈」 3 漢方で、気血の通う道。つぼを結ぶすじ道。「督脈・任脈」 4 筋をなして連...
みゃく‐う・つ【脈打つ/脈搏つ】
[動タ五(四)] 1 心臓の鼓動に合わせて動脈が振動する。「規則的に—・つ」 2 内部で力強く活動を続ける。「平和希求の精神が—・つ」
脈(みゃく)が上(あ)が・る
1 脈拍が絶える。死ぬ。 2 見込みがなくなる。希望が絶える。「六十ぢゃあ—・ったよのう」〈滑・浮世風呂・二〉
脈(みゃく)があ・る
1 脈拍が絶えず、命がある。 2 見込みがある。希望がもてる。「あの話にはまだ—・る」
脈(みゃく)がな・い
1 脈拍が途絶えている。死んでいる。 2 見込みがない。希望がもてない。「先方に打診してみたが—・さそうだ」
みゃく‐がん【脈岩】
岩脈を構成する火成岩。半深成岩が多い。
みゃくし‐るい【脈翅類】
アミメカゲロウ目(脈翅目)の昆虫の総称。柔軟なかむ口をもち、触角は長く、翅(はね)は膜質で脈が多い。翅脈の端が細く分かれる扁翅(へんし)亜目のクサカゲロウ・ウスバカゲロウ・ツノトンボ、翅が幅広の...
みゃく‐どう【脈動】
[名](スル) 1 脈が打つこと。 2 表面には現れないが、脈が打つように絶えず力強く動いていること。また、その動き。「—する新時代のメディア産業」 3 地震以外の原因による、地殻の微弱な周期的...
みゃく‐どう【脈道】
「脈管(みゃっかん)」に同じ。
みゃくどう‐オーロラ【脈動オーロラ】
数秒から数分程度の周期で脈打つように明滅するオーロラ。太陽風の高エネルギー電子と地磁気の磁力線の相互作用によって生じるコーラス波と強い相関をもつことが知られている。