ゆり【百合】
1 ㋐ユリ科ユリ属の多年草の総称。温帯を中心に分布し、カノコユリ・オニユリ・ヤマユリ・テッポウユリ・スカシユリなど、園芸用に栽培されるものも多い。鱗茎(りんけい)が食用になるものもある。葉は線形...
ユリスケ‐アルプス【Julijske Alpe】
イタリア北東部からスロベニア北西部にかけて広がる山脈。東部アルプスの一部を成す。スロベニア最高峰のトリグラフ山(標高2864メートル)を擁し、その大部分がトリグラフ国立公園に含まれる。英語名、ジ...
ユンガス【Yungas】
ボリビア西部、アンデス山脈東部、レアル山群の北東に広がる地方名。ラパスとサンタクルスを結ぶ線より北側をさす。雨が多く雲霧林に覆われ、アマゾン川水系の河川が深い谷を刻む。温暖な気候で、コーヒーや柑...
ユーコン‐がわ【ユーコン川】
北アメリカ北西部を流れる大河。カナダのロッキー山脈北部に源を発し、ユーコン準州、米国アラスカ州を貫流してベーリング海に注ぐ。長さ3185キロ。冬季は結氷。
ユーレイ【Ouray】
米国コロラド州南西部の町。ロッキー山脈中のサンフアン山脈の谷間に位置する。その峻険な山岳景観から「米国のスイス」とよばれる。温泉が湧出し、保養地として知られる。
ようす‐こう【揚子江】
中国最大の川。チベット高原北東部に源を発し、重慶・三峡を経て華中を横断、江蘇省の上海付近で東シナ海に注ぐ。長さ6380キロ。古来、水運の大動脈。中国では長江とよび、揚子江は下流の揚州付近の称。大...
よう‐べん【蛹便】
さなぎから羽化するときに排出される体液。チョウなどの完全変態をする昆虫の一部にみられる。折りたたまれた羽を展開するとき、翅脈に体液を圧送するが、その余分な体液を便として排出するもの。羽化液。
よう‐みゃく【葉脈】
葉にみられる、維管束のすじ。茎と連絡して水や養分を供給し、合成産物を運ぶ通路の役をする。配列により平行脈・網状脈などがある。
ようりょう‐けっかん【容量血管】
静脈のこと。血管の壁が薄く伸展しやすいため、血液を貯蔵する役割を果たすことから。→抵抗血管
よしの‐やま【吉野山】
奈良県中部、大峰山脈北端の尾根の称。南朝の所在地で史跡に富み、また金峰山寺(きんぶせんじ)(蔵王堂)があり、修験道の根拠地。桜の名所で、平安中期から寄進により植えられた。平成16年(2004)「...