てつ‐わん【鉄腕】
鉄のように強い腕。たくましく力強い腕。「—投手」
どん‐わん【鈍腕】
[名・形動]物事を処理する能力が劣ること。腕前のにぶいこと。また、そのさま。「—な指揮官」
に‐の‐うで【二の腕】
肩からひじまでの間の部分。上膊(じょうはく)。
びん‐わん【敏腕】
[名・形動]物事を正確にすばやく処理する手腕のあること。また、そのさま。うできき。「—な(の)弁護士」
ほそ‐うで【細腕】
1 細く弱々しい腕。 2 かよわい力。弱い生活力。「女の—で一家を養う」
みぎ‐うで【右腕】
1 右がわの腕。うわん。 2 最も信用し、頼みにしている部下。「社長が—と頼む人」
もろ‐がいな【諸腕】
左右の腕。両腕。「長沼五郎が—」〈浄・会稽山〉
やく‐わん【扼腕】
[名](スル)残念がったり憤慨したりして、自分の腕を握りしめること。「切歯—する」
やせ‐うで【痩せ腕】
1 やせて細い腕。 2 生活力などが乏しい腕前。細腕。「細君の—で斯の家族が養いきれるものではない」〈藤村・破戒〉
らつ‐わん【辣腕】
[名・形動]物事を躊躇(ちゅうちょ)することなく的確に処理する能力のあること。また、そのさま。すごうで。敏腕。「—を振るう」「—な(の)弁護士」「—家」